CorelCAD 2017.5 アップデート - リリース ノート
本アップデートでは以下の事項が改善、強化されています。
ユーザー インターフェース
- 新登場の暗いユーザーインターフェイス(UI)スタイル: デフォルトの明るい UI 画面と新スタイルの暗い UI を切り変えることができます。オプション ダイアログで、システム オプション > 表示 を選択します。ユーザーインターフェース スタイル 領域で [暗] を選択して UI カラーを変更します。アプリケーションを再起動すると、変更が適用されます。
生産性の向上
- 相対的な角度の値を指定できる @ 接頭辞を使用できるようになりました。
- クイック入力 ボックスで測量単位系を使用できるようになりました。
- [元に戻す] および [やり直す] を選択すると、最近使用したコマンドのリストが表示されるようになりました。
- 複数のレイアウトを同時に変更するキーボードショートカットが追加されました。
- [貼り付け] コマンド(Ctrl+V)を使用して、画面印刷 データ(スクリーンショット)を図面に貼り付けられるようになりました(Windows のみ)。
- 新しい 外部参照フェーディング コントロールを使用すると、参照図面の半透明表示ができます。
パフォーマンスと安定性の向上
- サイズの大きいスクリプトファイルのロードが向上しました(LoadScript コマンド)。
ツール
- ハッチング/グラデーション ダイアログに画層オプションが追加され、特定の画層にハッチングやグラデーション塗りつぶしを新しく作成できます。
- カスタム座標系における 円弧 の作成が改善されました。
印刷
- PDF の印刷における印刷プレビューおよび特定の図面の出力パフォーマンスが強化されました。
- 外付けのPDFドライブを使用した印刷で、ロック画層にあるオブジェクトの印刷画質が向上しました。
- OLE データを高解像度で PDF へ印刷するときの画質が向上しました(Windows のみ)。
全般
- 3D シェーディングビューの表示が向上しました。
- ポリラインに対する Offset コマンドの動作が改善されました。
- Microsoft Excel ワークシートから貼り付けた OLE データの画質が向上しました(Windows のみ)。
- Region コマンドのポリラインのカーブセグメントへのサポートが強化されました。