CorelCAD 2021 アップデート - リリース ノート

2021.5.2

本アップデートには、パフォーマンスおよび安定性の改善が含まれています。

  • 特定の印刷設定が含まれた DWG ファイルが CorelCAD でアプリケーション エラーを引き起こすことがなくなります(特にシート レイアウトからモデル スペースに切り替えるとき)。

2021.5.1

本アップデートには以下の改善が含まれています。

改善および修正

  • 注釈尺度を追加または削除しても、CorelCAD がクラッシュしないようになりました。
  • CCS の変更に伴い、寸法文字が更新されました。カスタム ブロックを保存すると、一部のオブジェクトが消えてしまう不具合が修正されました。
  • カスタム ブロック編集モードでエンティティ グリップを使用したときに、「ハッチングを関連付けできなくなります」というエラー メッセージが表示される問題が修正されました。
  • 図面の規格を確認した後に「図面を保存できません」とエラー表示される不具合が修正されました。
  • 属性値を変更できるようになりました。
  • ダイナミック ブロックを修正した後、オブジェクトの位置が誤って変更される問題が修正され、正しいプロパティ テーブルが表示されるようになりました。
  • メニューに「CDR / DES ファイルにエクスポート」を正常に表示できるようになりました。
  • ハッチング グリップに原点があるハッチングを修正できるようになりました。トリム コマンドを使用した後、境界オブジェクトが表示されるようになりました。
  • 参照図面からコピーすると、アプリケーションのステータスが不安定になる不具合が解消されました。
  • パレットの幅を変更したときのパレットの動作が改善されました。フロートからドッキングに変更したときに、幅が一貫するようになりました。
  • 印刷機能の改善
    • システム プリンタでの出力時に、ジオメトリが欠落することがなくなりました。
    • 選択された用紙サイズがページ レイアウトで保存されたものと一致するようになりました。
    • ビューポート内で一部のジオメトリが引き伸ばされて出力される問題が修正されました。
  • CCS が変更されると、オブジェクトがマウスの動く方向に追従するようになりました。
  • 最初のセッションで並列セッションが開かれているときに、誤ったエラーメッセージが表示される問題が修正されました。
  • 「splinedit を使用して結合」コマンドを実行した後、正しくないハイライトされたオブジェクトが表示される問題が修正されました。
  • TrueType フォントがギザギザに表示されるのが改善されました。
  • 特定の場合におけるズームの性能が向上しました。

2021.5

本アップデートでは以下が改善、強化されています。

新しい強化機能

  • NCOPY コマンドを使って、ネストされた図面オブジェクトをブロックまたは外部参照(XREF)に直接コピーできます。
  • シートに利用できる優れたオーガナイズ ツール、シート セット マネージャーが導入されました。このツールにより、すべての図面やシートに同じ点から、また同じ時間にアクセスできます。プロジェクトの構造やワークフローをカスタマイズできる柔軟なツールです。次の機能が含まれています。
    • モデル ビューとシート ビューのナビゲーション
    • モデル ビューをシート ツール上に配置し、自動的にモデル ビューとシート ビューをリンク付け
    • シートをグループ化するカスタム サブセット
    • シートセット、サブセット、シートのプロパティ サポート
    • シートやビューの番号や名前を付ける機能
    • 新しいシートがより作成しやすくなるシート テンプレートをサポート
    • カスタム吹き出し、ビュー ラベル、タイトル ブロックを、シェイプ、フィールド / プロパティを使って作成可能
    • 複数ユーザー機能のサポート
    • PDF、DWF、DWFx(1) にパブリッシュ、またはシートを印刷
    • パブリッシュ処理を背景で実行可能
    • 他の CAD アプリケーションで作成された DST ファイルとの完全互換性
    • シートリストを使って、シートセットにある情報すべてを表示可能

(1) PDF、DWF、DWFx でのパブリッシュおよびそれらに関連するオプションは、macOS リリースではサポートされていません。

修正

  • フィレットがスプラインで利用可能となり、線と楕円にフィレットを使えるようになりました。
  • スプライン編集ツールに新しく結合オプションが加わり、スプラインを他のオブジェクトと組み合わせられるようになりました。
  • アプリ画面を低解像度の画面にも移動できるよう、UI の尺度調整が改善されました。
  • 不要なオブジェクトに関連するカーソル表示の問題が解消されました。
  • ブロック属性のテキストに「検索と置き換え」機能を使うときの検索機能が改善されました。
  • ATTACHIMAGE コマンドを使った TIFF イメージの挿入結果が改善しました(サイズ)。
  • DWF 印刷が、印刷範囲の「ウィンドウ」選択モードに対応するようになりました。
  • フィールド コマンドのプロット日フィールドの表示と印刷が改善されました。
  • 複雑な 3D 図面で発生していたカーソルの動きの問題が解消されました。
  • 表示の変更後に、ストレッチ グリップが非表示になっていたカスタム ブロックの問題が解消されました。
  • 3D ボディとダイナミック UCS の Eスナップの検知機能が強化されました。
  • CLIPIMAGEM コマンドを使って、削除されたイメージ フレームを復元できるようになりました。
  • UCS でスプラインを結合した後に発生していたクラッシュが修正されました。
  • シート タブ切り替え機能が改善されました。