アップデート 3 は、ユーザーの方々からご報告いただいたものを含め、多数の不具合を修正済みです。
アップデート 3 をインストールするには、アップデート 2 がインストールされている必要があります。Update 2 へのアップデートは、CorelDRAW パッチ & アップデートのページから行うことができます。
カラーおよび効果
- オブジェクトやモノクロ ビットマップの塗りつぶしや色を見つけて入れ替えることもできます。
- CorelDRAW ドキュメントのドロップシャドウが分割されて曲線に変換されたら消失する問題が解消されました。
テキスト
- アート テキストのコピー、貼り付け、引き伸ばしをしても、不具合が発生することはなくなりました。
オブジェクト スナップ
- 複数のグループや選択した複数のオブジェクトをガイドラインにスナップする際に、あるオブジェクト 1 つだけでなく、すべてのグループやオブジェクトの範囲ボックスを使用できるようになりました。
カットアウト ラボ、Corel PHOTO-PAINT のスマート カーバー
- プレビュー ウィンドウでブラシストロークを適用するときに、ブラシのペン先を見ることができるようになりました。
その他
- macOS Catalina および Sidecar にも対応するようになりました。
- デフォルト設定でのルーラーの原点は、カスタム ページサイズで 0,0 のままとなりました。
- ワイヤーフレーム ビューでビットマップの作業をする際に発生していた更新の問題が解消されました。
アップデート 2 は、ユーザーの方々からご報告いただいたものを含め、多数の不具合を修正済みです。
注意:アップデート 2 には、アップデート 1 での改善も含まれています。
カラーと塗りつぶし
- カラー ピッカー、カラーパレット、カラースタイルに様々な改善が行われたため、安心して色を適用、編集できるようになりました。
- 輪郭付きのテキスト オブジェクトに適用された Pantone スポットカラー(インク)が、印刷ダイアログ ボックスの分解ページで正常に表示されるようになりました。
オブジェクト
- オブジェクト インスペクタのプレビューが改善され、オブジェクトの選択が容易になり、[オブジェクトを選択してレイヤをアクティブにする] オプションや [ページでマスター レイヤを表示] オプションもすべて正常に機能するようになりました。
- 選択範囲が広くても、すばやく作業できるようになりました。
安定性
以下のような状況で、CorelDRAW が無反応になる不具合が解消されました。
- スポット カラーをカラーの調和にドラッグするとき
- 見つからないフォントが含まれる CDR ファイルを開くとき
- Return キーを押してテンプレートを開くとき
- CorelDRAW で Alien Skin Eye Candy プラグインを使うとき
- あるグループからグループのリンク(ブレンドや等高線など)をドラッグして分離させ、操作するとき
- ロックされたオブジェクトにセグメント寸法線ツールを使うとき
- ブロック シャドウを適用し、デフォルトから他の作業領域に切り替えるとき
以下のような状況で Corel PHOTO-PAINT が無反応になる不具合が解消されました。
- Corel PHOTO-PAINT で Alien Skin Eye Candy プラグインを使うとき
- フレームを削除するとき
テキスト
- 数々の改善には、フォント リスト ボックスのスクロール操作性の向上、パラグラフ テキストの選択解除における予測機能、テキスト編集機能の向上などが含まれます。また、デフォルト変更設定ダイアログ ボックスをキャンセルするときに、デフォルト フォントを保持できるようになりました。
- その他、Option キーを押しながら、特殊文字をタイプすることもできるようになりました。
- テキストの編集中は、プロパティ インスペクタから輪郭設定にアクセスできるようになりました。
ユーザー インターフェース
- UI が改善されたことで、調整ダイアログ ボックスでズームやパン機能が使いやすくなりました。また、オブジェクト原点の確認、メッシュ塗りつぶしの作業、Pointillizer 効果の適用などが容易になり、ルーラーの使い勝手も向上しました。
Corel PHOTO-PAINT
- すべてのマスク ツールにショートカット サポートが追加され、赤目補正の操作も容易になりました。また、プレビュー アプリケーションからコピー & ペーストした画像の透明度を保持できるようになりました。
その他
- パス名やファイル名に拡張文字が含まれる DXF/DWG ファイルを開いて、CorelDRAW にインポートできるようになりました。
- 非破壊的効果が適用されたオブジェクトの透明度を、CorelDRAW ツールボックスの透明ツールを使って調整することができるようになりました。
アップデート 1 は、ユーザーの方々からご指摘いただいた問題が修正済みです。また、Corel Cloud に直接アクセスでき、Corel PHOTO-PAINT には Touch Bar のサポートが導入されています。より快適になった CorelDRAW Graphics Suite 2019 をお楽しみください。
パフォーマンスの向上
- 最近使用されたフォントのリストが、プログラムを終了しても記憶されるようになりました。
- 最近使用されたファイルが、プログラムを終了しても記憶されるようになりました。
- Command + P を押した後に Return キーを押すと、ドキュメントを正常に印刷できるようになりました。
- [印刷] ダイアログ ボックスでのミニ プレビューで、ドキュメントが選択した方向で正確に表示されるようになりました。
- [新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスから保存する新しいプリセットには、その設定が保持されます。
- 塗りつぶしカラー ピッカーにあるパレットのリストから、使いたいカラーパレットを選択しやすくなりました。
- グラデーション塗りつぶしの始点と終点が正常に表示されるようになりました。
- CorelDRAW の標準塗りつぶしに使用されるスポットカラーの着色を割合を入力して指定することができます。
- レンズ効果を使った際に、色が正常にレンダリングできるようになりました。
- ビットマップ、そしてビットマップを含むオブジェクトのグループの操作をより迅速にできるようになりました。
CorelDRAW.app、CorelDRAW、Corel Cloud
CorelDRAW Graphics Suite ユーザー限定のウェブベースのグラフィック アプリ CorelDRAW.app が CorelDRAW に統合されました。CorelDRAW.app または CorelDRAW で作成した CDR ファイルを Corel Cloud(オンライン ファイル ストレージ)に保存し、どちらのアプリからでも開くことができます。例えば、CorelDRAW.app で制作したデザインを CDR ファイルとして Corel Cloud に保存した後、CorelDRAW で開き、その豊富にそろった編集ツールで編集することができるのです。編集したファイルを CorelDRAW から直接 Corel Cloud に保存した後、このファイルを CorelDRAW.app が搭載されたデバイスから開いて注釈を付けることができます。また、このファイルは、CorelDRAW から Corel Cloud にアクセスして開き、編集することができます。
CorelDRAW で Corel Cloud に保存されたファイルを開くには、[ファイル] > [Corel Cloud から開く] をクリックします。また、ファイルを Corel Cloud に保存するには、 [ファイル] > [Corel Cloud に保存] をクリックします。初めて CorelDRAW から Corel Cloud にアクセスする時は、 Corel アカウントのパスワードでサインインするよう指示されます。このサインインは、年に一度のみ行います。
Corel PHOTO-PAINT の Touch Bar サポート
Corel PHOTO-PAINT は、一部の MacBook Pro モデルに搭載された Touch Bar(キーボードの上部に表示されるタッチスクリーン ディスプレイ)に対応しており、これを活用することができます。Corel PHOTO-PAINT がアクティブな時は、選択したオブジェクトやツールに応じて Touch Bar のコントロールが変化します。例えば、開いた画像の中のオブジェクトが選択されていなければ Touch Bar を使ってズーム イン/アウトしたり、効果にアクセスしたり、一般的な画像調整をしたり、全画面のプレビューしたりできます。画像の中のオブジェクトを選択したら、スナップ、結合モード、オブジェクトの重ね順、グループ化に関連したコントロールが Touch Bar に表示されます。マスク ツールを選択すると、 Touch Bar を使ってマスクの選択範囲線およびマスクのオーバーレイを表示/非表示にしたり、マスク モードを変更することができます。