CorelDRAW Graphics Suite 2019 (Windows 32 ビット) アップデート リリース ノート

アップデート 2

アップデート 2 は、ユーザーの方々からご報告いただいたものを含め、多数の不具合を修正済みです。

注意:アップデート 2 には、アップデート 1 での改善も含まれています。

カラーと塗りつぶし

  • カラー ピッカー、カラーパレット、カラースタイルに様々な改善が行われたため、安心して色を適用、編集できるようになりました。
  • 輪郭付きのテキスト オブジェクトに適用された Pantone スポットカラー(インク)が、印刷ダイアログ ボックスの分解ページで正常に表示されるようになりました。

旧製品

  • 旧バージョンの問題を数多く解消しました。ファイルがインポートしやすくなり、ビットマットのトレーシングがより容易になりました。オブジェクトの座標ドッキング ウィンドウやベジェ曲線の操作も、より簡単になりました。

オブジェクト

  • オブジェクト ドッキング ウィンドウのプレビューが改善され、オブジェクトの選択が容易になり、[オブジェクトを選択してレイヤをアクティブにする] オプションや [ページでマスター レイヤを表示] オプションもすべて正常に機能するようになりました。

安定性

以下のような状況で、CorelDRAW が無反応になる不具合が解消されました。

  • [カラー スタイル] ドッキング ウィンドウからスポット カラーを適用したドキュメントを閉じる/保存するとき
  • ビットマップ メニューのコマンドをカスタマイズするときカスタマイズ ダイアログ ボックスでのビットマップ メニューのコマンドが重複することもなくなりました。
  • あるグループからグループのリンク(ブレンドや等高線など)をドラッグして分離させ、操作するとき
  • パワークリップ コンテナとして使われる曲線を編集するとき
  • ロックされたオブジェクトにセグメント寸法線ツールを使うとき

Corel PHOTO-PAINT で、イメージ パレットからペイント カラーの設定または用紙カラーの設定コマンドを使った後で、長方形を描いたときに無反応になる問題が解消されました。

ユーザー インターフェース

  • UI が改善されたことで、調整ダイアログ ボックスでズームやパン機能が使いやすくなりました。また、オブジェクト原点の確認、メッシュ塗りつぶしの作業、Pointillizer 効果の適用などが容易になりました。

その他

  • CorelDRAW の CDR ファイルを保存する際に VBA マクロも保持されるようになりました。
  • 非破壊的効果が適用されたオブジェクトの透明度を、CorelDRAW ツールボックスの透明ツールを使って調整することができるようになりました。
  • パス名やファイル名に拡張文字が含まれる DXF/DWG ファイルを開いて、CorelDRAW にインポートできるようになりました。

アップデート 1

アップデート 1 は、ユーザーの方々からご指摘いただいた問題が修正済みです。また、Corel Cloud に直接アクセスでき、Corel PHOTO-PAINT には Touch Bar のサポートが導入されています。より快適になった CorelDRAW Graphics Suite 2019 をお楽しみください。

パフォーマンスの向上

  • 最近使用されたフォントのリストが、プログラムを終了しても記憶されるようになりました。
  • 最近使用されたファイルが、プログラムを終了しても記憶されるようになりました。
  • [オブジェクト] ドッキング ウィンドウで、[オプション] ボタンをクリックし、[オブジェクトのプロパティを表示] コマンドを有効にすることで、オブジェクトの塗りつぶしおよび輪郭のプロパティを表示させることができるようになりました。
  • CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT を Windows 10 N エディションで使用することができるようになりました。
  • ブロック シャドウを適用し、デフォルトから他の作業領域に切り替えたときに無反応になる問題も解消されました。
  • ビットマップに遠近効果を適用すると、正常に透明の背景が生成されるようになりました。
  • カスタマイズされたビットマップ効果のコマンドにより、テキストの入力や編集に問題が生じることはなくなりました。
  • CorelDRAW のテキスト編集のダイアログ ボックスで、[大/小文字の切り替え] オプションが利用できるようになりました。
  • レンズ効果を使った際に、色が正常にレンダリングできるようになりました。
  • Ctrl + P を押した後に Enter キーを押すと、ドキュメントを正常に印刷できるようになりました。
  • [印刷] ダイアログ ボックスでのミニ プレビューで、ドキュメントが選択した方向で正確に表示されるようになりました。
  • [新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスから保存する新しいプリセットには、その設定が保持されます。
  • [印刷] ダイアログ ボックスのミニ プレビュー ペインを閉じても、次のセッションで同じ状態で開始できるようになりました。
  • 塗りつぶしカラー ピッカーにあるパレットのリストから、使いたいカラーパレットを選択しやすくなりました。
  • ドッキングを解除したとき、[カラー] ドッキング ウィンドウにサンプル カラーが表示され、正常に機能するようになりました。
  • グラデーション塗りつぶしの始点と終点が正常に表示されるようになりました。
  • CorelDRAW の標準塗りつぶしに使用されるスポットカラーの着色を割合を入力して指定することができます。
  • Corel PHOTO-PAINT に従来の作業領域をインポートしても、アプリケーションを正常に起動させることができるようになりました。

CorelDRAW.app、CorelDRAW、Corel Cloud

CorelDRAW Graphics Suite ユーザー限定のウェブベースのグラフィック アプリ CorelDRAW.app が CorelDRAW に統合されました。CorelDRAW.app または CorelDRAW で作成した CDR ファイルを Corel Cloud(オンライン ファイル ストレージ)に保存し、どちらのアプリからでも開くことができます。例えば、CorelDRAW.app で制作したデザインを CDR ファイルとして Corel Cloud に保存した後、CorelDRAW で開き、その豊富にそろった編集ツールで編集することができるのです。編集したファイルを CorelDRAW から直接 Corel Cloud に保存した後、このファイルを CorelDRAW.app が搭載されたデバイスから開いて注釈を付けることができます。また、このファイルは、CorelDRAW から Corel Cloud にアクセスして開き、編集することができます。

CorelDRAW で Corel Cloud に保存されたファイルを開くには、[ファイル] > [Corel Cloud から開く] をクリックします。また、ファイルを Corel Cloud に保存するには、 [ファイル] > [Corel Cloud に保存] をクリックします。初めて CorelDRAW から Corel Cloud にアクセスする時は、 Corel アカウントのパスワードでサインインするよう指示されます。このサインインは、年に一度のみ行います。