CorelDRAW Technical Suite アップデート リリースノート

新機能および強化機能

サブスクリプションおよび有効な CorelSure Maintenance プランをご利用のライセンス ユーザーの方を対象とした CorelDRAW® Technical Suite 2023 年 9 月分アップデート (v24.5) には、次の新機能および一部の領域の強化機能が含まれています。

新機能!フォーカス モード

CorelDRAW または Corel DESIGNER 内でコンテンツが複雑なドキュメントを扱っている場合、フォーカス モードを使って、グループ内のオブジェクトをよりかんたんな方法で選択し、編集できるようになりました。この機能は、全体の描画内でそれぞれのデザイン要素がどのようなコンテキストにあるかを見ながら、互いのデザイン要素を個別に編集することができます。PowerClip のオブジェクト、対称的なグループ、効果が適用されたオブジェクト、ビットマップなど、さまざまなデザイン要素に使用できます。.

オブジェクトやオブジェクトのグループにフォーカス モードを適用すると重ね順で分離されます。フォーカス モードを適用していない他のすべてのデザイン要素は透明なオーバーレイでカバーされ、編集したり選択したりすることはできません。このため、特定のオブジェクト、オブジェクトのグループ、重ねられたオブジェクトのみを対象として作業することができます。オーバーレイの透明度は調整することができます。

フォーカス モードをアクティベートすると、描画ウィンドウの左上隅にフロート ツールバーが表示され、フォーカス モードを適用したオブジェクトがデザインの階層内のどの位置にあるかを見ることができます。フロート ツールバーのパンくずコントロールを使うことで、オブジェクト ドッキング ウィンドウを使ったり画面の空きスペースを広げたりせずに、複数のオブジェクトのグループを容易にナビゲートすることができます。

機能強化!エクスポート オプション

エクスポート ドッキングウィンドウのさまざまな機能が強化され、CDR、WEBP、CGM、PSD、BMP ファイル形式にも対応するようになり、さらに容易にオブジェクトやページを出力できるようになりました。ワークフローが一新され、現在のページ、すべてのページ、選択したオブジェクトをかんたんな方法でエクスポートできるようになりました。

複数ページのドキュメントで作業しているときに、各ページを異なるファイルにエクスポートできるようになりました。1 ページや特定のページ範囲をエクスポートすることもできます。そのほか、ドキュメントの 1 ページをクリック数回で複製して CorelDRAW ファイルにエクスポートできるようになりました。さらに、GIF、JPG、PNG、EPS 形式でエクスポートするとき、個々のページのサイズが保持されるようになりました。

新機能および強化機能!アセット ドッキングウィンドウ

CorelDRAW Technical Suite 2023 のサブスクリプション アップデートには、[アセット] ドッキングウィンドウのワークフローを改善するさまざまな機能や強化機能が含まれています。ユーザーのフィードバックにお応えして一新されたドッキング ウィンドウでは、フォルダーがツリー構造で表示されます。これにより、ファイルをなじみのある方法で直感的にブラウズすることができるようになりました。フォルダーを階層で見ることができ、ナビゲートして、より広いコンテキストでファイルのコンテンツを見付けることができます。

アセット ドッキング ウィンドウにフォルダーのペインとコンテンツのペインの 2 種類のペインが登場し、コンテンツを容易に参照およびプレビューできるようになりました。フォルダーのペインでは、コンテンツを参照したり、選択したフォルダー内で検索したりできます。1 つまたは複数のフォルダーやフォルダーのリスト内のすべての場所でコンテンツを参照または検索することができます。また、CorelDRAW、Corel DESIGNER、Corel PHOTO-PAINT では、コンテンツの位置のリストでフォルダーを追加または削除でき、ローカルフォルダーでも、共有されたネットワークの位置でも柔軟にコンテンツの作業ができます。フォルダー リスト内のアイテムの名前をより分かりやすいまたは意味のある名前に変更したりして、ファイルをナビゲーションしやすく、より整理することができます。フォルダーを展開して画面のスペースを最適化させて、見たいコンテンツに焦点を当てることもできます。また、矢印キーを使って、フォルダー ペインをナビゲートし、容易に効率的に作業し、ワークフローをスムーズにすることができます。コンテンツ ペインには、アセットのサムネイルが表示されます。フォルダー ペインとコンテンツ ペインは、サイズを変更させて、希望やニーズに応じてアセット ドッキングウィンドウ のレイアウトを調整することができます。

利用しやすさや便利さを向上させるためにユーザー インターフェースが効率化されました。並べ替えのオプションがドロップダウン リストに表示されるようになり、手元からすぐに見付けられるようになりました。また、コンテンツの読み込みや同期を行った場合、進行状況表示バーが表示されるようになり、これらの進行状況を視覚的に確認できるため、アプリ内で行っている別の作業を中断されることなく続けることができます。パフォーマンスの改善により、コンテンツの同期、フィルタリング、検索をより速くできるようになりました。

新機能および強化機能!差し込み印刷

ユーザーの要望を反映してさまざまな機能が強化されました。差し込み印刷機能により、より多くの作業に対応できるようになり、より使いやすくなりました。

CorelDRAW / Corel DESIGNER は、Excel ワークブック (XLSX) のデータソース ファイルにも対応するようになり、互換性のあるファイル形式がますます増えました。さらに優れた改善として、インポート機能の向上があります。複数のタブや列のあるスプレッドシートから特定のワークシートや列を選択してインポートできるようになりました。

最新のアップデートでは、画像および QR コードの 2 種類の変数データにも対応するようになりました。さまざまなデータを作品に取り込み、より豊富なコンテンツを容易に出力できます。テキストや数値の列だけでなく、パスの列も作成してファイルのパスを入力できます。このため、結合したドキュメントにロゴ、アイコン、写真などの画像アセットをシームレスに取り入れることができます。それぞれの記録に固有の QR コードを結合させることで、人々にカスタマイズされた体験を提供することができます。画像および QR コードの拡大 / 縮小オプションが強化され、最終的に出力されたビジュアル コンテンツの位置やサイズをすべてコントロールできます。

また、重要な機能として、リンクされたファイルをそのソース ファイルと同期させて最新の変更を取り入れることができるようになりました。その他、データのソース ファイルをインポートする際、ある列からのデータのみを選択してインポートできるようになりました。これにより、さまざまなソースからデータを組み合わせることができ、可能性がさらに広がります。

CorelDRAW / Corel DESIGNER に、多数の時短機能が加わりました。データ管理のプロセスがよりスムーズになり、最大限の効率性や生産性が達成されました。ボタンをクリックするだけですべての記録を選択または選択解除できます。また、個々の記録や列を手作業で削除することなく、すべての結合されたデータをすばやく消去できます。ドキュメント内の差し込み印刷フィールドはよりすばやく容易にアップデートできるようになりました。このため、コンテンツを必要に応じて柔軟に修正または変更することができます。

差し込み印刷するオブジェクトを特定する方法が複数提供されており、ドキュメント内をよりよくナビゲートして作業できます。描画ページで結合フィールドを選択すると、青いハンドルを使って視覚的に通常のオブジェクトと区別することができます。また、ステータス バー上およびプロパティ ドッキングウィンドウの「要約」で手軽に結合フィールドに関する情報を見ることができます。多数のオブジェクトやデータ フィールドのある複雑なファイルの場合、検索 / 置換ドッキングウィンドウを使うと非常に効率的にすばやく結合フィールドを見付けることができます。

機能強化!PDF のインポート

PDF インポート機能が強化されました。テキストフローは改善され、テキスト編集機能は向上し、言語の順序を正確に認識できるようになりました。OpenType 機能およびスタイル セットは保持でき、書式および列のレイアウトを保存できるようになりました。これにより、PDF のコンテンツをすばやくシームレスに CorelDRAW / Corel DESIGNER に移行できるようになります。行の長さや空間的近接に基づいて、段落をアート テキスト オブジェクトや段落テキスト オブジェクトにスマートに変換させることができます。元のテキストの構造や組織は正確に表現されます。段落の配列、行間隔、ドロップ キャップ、上付き文字、下付き文字、箇条書き、番号付きリスト、その他の書式要素は正確に認識され、維持されるため、意図されたビジュアルを保持し、ドキュメントの統一性を保つことができます。段落の操作は最適化され、書式の詳細を正確に認識できるようになり、よりスムーズに複数の列のレイアウトに移行できるようになるなど、編集のワークフローがより効率化され、インポートされた PDF ファイルでより効率的に作業できるようになりました。

Ghostscript 10.01.2

本アップデートにより、CorelDRAW 製品にインストールされていた GPL Ghostscript 8.64 は削除され、最新版の 10.01.2 がオプションのモジュールとして追加されます。

注記:CorelDRAW Technical Suite 2023 の 9 月分サブスクリプション アップデートが適用されていなければ、 Ghostscript 10.01.1 およびそれ以前の脆弱性に対応するために、お使いのシステムにインストールされた Ghostscript のバージョンを確認し、 モジュールのすべての古いバージョンをアンインストールし、バージョン 10.01.2 をインストールすることが奨励されます。Ghostscript のアップデート手順の詳細は、Corel ナレッジベース記事の「CorelDRAW Graphics Suite/Technical Suite から Ghostscript (8.64) をアンインストールまたは削除するには (英語のみ)」をご覧ください。

パフォーマンスと安定性の向上

2023 年 9 月分の CorelDRAW Technical Suite サブスクリプション アップデート (v24.5) には、お客さまからご報告いただいた以下のパフォーマンスおよび安定性の問題の修正も含まれています。

  • CorelDRAW および Corel DESIGNER 内の新規ドキュメントのカラーモード設定 (主カラー モード オプション [ドキュメント設定] タブ [新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックス) が次セッションにも保持されるようになりました。
  • 上の CorelDRAW および Corel DESIGNER 内の新規ドキュメントの輪郭幅の測定単位をデフォルトとして保存できます。これを行うには、[ツール] > [設定をデフォルトとして保存] をクリックし、[一般] チェックボックスにチェックを入れます。
  • オブジェクトや段落テキストからハイパーリンクを正常に削除できるようになりました。
  • PDF を CorelDRAW および Corel DESIGNER 内で開くとき、またはインポートするときに発生していたさまざまな互換性の問題が解消されました。
  • グラデーション塗りつぶしのある PDF ファイルを正確な角度でインポートまたは開くことができるようになりました。
  • 上の CorelDRAW および Corel DESIGNER と CGM ファイルとの互換性が改善され、不具合なしに開くことができるようになりました。
  • CorelDRAW でカラースタイルを編集しているときに [塗りつぶしの編集] ダイアログボックスにある [カラー ビューア][カラーパレット] オプションを正常に切り替えできるようになりました。
  • CorelDRAW / Corel DESIGNER 内の修整された画像を [イメージ調整ラボ] ([効果] > [調整] > [イメージ調整ラボ]) を使って正常に切り取りできるようになりました。
  • 上の CorelDRAW および Corel DESIGNER の [オプション] ダイアログ ボックスから [平坦化効果] コマンドを利用できるようになりました ([ツール] > [オプション] > [カスタマイズ])。また、Ctrl+Alt を押したままドラッグすることで [平坦化効果] コマンド ([効果] > [平坦化効果]) をツールボックスに正常に追加できるようになりました。
  • Corel PHOTO-PAINT 内でビットマップを編集して保存した後も、CorelDRAW / Corel DESIGNER 内での元の画像サイズと変わることがなくなりました。
  • Corel PHOTO-PAINT 内で画像の周りの単色の枠線を切り取るとき、背景、前面、その他のカラーオプションが意図した通りに選択されるようになりました。
  • スペイン語版および中国語簡体字版のユーザー インターフェースの語句がレビューされ、明確で、正確で、それぞれの言語共同体の文化に適切となるよう改善されました。
  • エラーログのデータやユーザーのレポートから得られた洞察により、製品の全体的なパフォーマンスを向上させるために複数の安定性の問題が修正されました。

新機能および強化機能

CorelDRAW®️ Technical Suite 2023 年 6 月アップデート (v24.4) は、アプリケーション内の以下の一部の領域における機能を強化したものです。

新機能!Onyx Graphics のカラーパレット

最新アップデートでは、CorelDRAW Technical Suite が Onyx Graphics のカラーパレットと連携するようになり、このカラーパレットを創作ワークフローに取り込むことができるようになりました。

機能強化!オブジェクト スタイルとともにファイルをインポート

描画にあるものと同じオブジェクト スタイルが含まれるファイルを CorelDRAW および Corel DESIGNER™ にインポートすると、以下のオプションから選択することができます。

  • このスタイルをインポートして名前を変更
  • インポートしたスタイルをアクティブなドキュメントに使用されているスタイルと置き換え
  • アクティブなドキュメントに使用されているスタイルをインポートしたスタイルに置き換え
  • スタイルなしでコンテンツをインポート

このオブジェクト スタイルがアクティブな描画に存在しない場合、そのスタイルを破棄またはスタイルのリストに追加することができます。オブジェクト スタイルを頻繁にインポートする場合、インポート中に [記憶させて表示しない] チェックボックスを有効にすると、ワークフローをスピードアップさせて不要な手順を省くことができます。

機能強化!テンプレート プレビューのパフォーマンス

CorelDRAW および Corel DESIGNER の [新規ドキュメントの作成] ダイアログボックス ([ファイル] > [テンプレートから新規作成]) の [テンプレート] タブでは、ローカル テンプレートと Corel オンライン テンプレートをこれまで以上にすばやくスムーズに切り替えられるようになりました。プレビュー ペインにはサムネイルがすばやく表示されます。遅延がある場合は、アセットの読み込み中であることを伝えるメッセージが表示され、サムネイルの読み込みが完了するまで一時的にプレースホルダーの画像が表示されます。

パフォーマンスと安定性の向上

2023 年 6 月分の CorelDRAW Technical Suite アップデート (v24.4) には、お客さまからご報告いただいた以下のパフォーマンスおよび安定性の問題の修正も含まれています。

  • CorelDRAW または Corel DESIGNER で PDF ファイルをインポートするときに、グラデーション塗りつぶしに適切なグラデーション設定が表示されるようになりました。
  • 3000 個以上のオブジェクト スタイルを開くとき、100 個以上が使用されていない場合に未使用のスタイルを削除できるオプションが加わりました。
  • 太字または分厚い形状のイタリック体テキストが切り取られて表示される不具合が解消されました。
  • [エクスポート] ドッキングウィンドウからアクセスした [Web にエクスポート] ダイアログ ボックスで、[エクスポート時にページの大きさに切り抜き] オプションを有効にした状態で幅および高さの設定を変更すると、その変更が次回も保持されるようになりました。
  • CorelDRAW で差し込みドキュメントをプレビューして印刷するとき、または新規ドキュメントに保存するとき、差し込み印刷フィールドに適用されたドロップ シャドウ、ブロックシャドウ、輪郭が正常に機能するようになりました。
  • ネストしたシンボルが含まれる CorelDRAW および Corel DESIGNER ドキュメントをすばやく保存し、CMX 形式でエクスポートできるようになりました。また、エクスポートされた CMX ファイルを CorelDRAW および Corel DESIGNER 内で問題なく開くことができるようになりました。
  • オブジェクトに適用された色の名前にタブ文字が含まれた CorelDRAW または Corel DESIGNER ドキュメントを PDF 形式でエクスポートして Adobe Acrobat で開いたときに「認識できないオブジェクト名」エラーが発生することがなくなりました。
  • [スプライン曲線としてエクスポート] オプションを使って Corel DESIGNER または CorelDRAW ドキュメントを DWG または DXF 形式でエクスポートしたとき、曲線の形状が滑らかになりノード数も正しく保持されるようになりました。
  • OCR フォントを使用して Corel DESIGNER または CorelDRAW ドキュメントを DWG 形式でエクスポートした後、再びこの DWG ファイルを Corel DESIGNER または CorelDRAW にインポートしたときに OCR フォントが保持されるようになりました。
  • 高アクティブなフォルダが監視されたフォルダのリストに追加されても、Corel Font Manager が「0% 分析中」と表示されてハングアップしてフリーズすることがなくなりました。
  • CorelDRAW または Corel DESIGNER ドキュメントを SVG 形式でエクスポートしても、ラスター画像内のアルファ チャンネルは保持され、パワークリップ フレームに挿入されることがなくなりました。
  • Corel PHOTO-PAINT™ ([ファイル] > [Web にエクスポート]) 内のスライスされた画像をエクスポートすると、エクスポートされた画像のファイル名には元のファイル名とそれぞれのスライスに割り当てられた個別の名前が含まれるようになりました。
  • CorelDRAW、Corel DESIGNER、Corel PHOTO-PAINT のアプリケーション画面のサイズを変更しても Welcome 画面に正常に表示されるようになりました。
  • CorelDRAW または Corel DESIGNER のドキュメントまたはアプリ自体を閉じたときに発生していた自動バックアップの不具合が解消されました。
  • [印刷] ダイアログ ボックスで作品をプレビューしながら [印刷] ダイアログ ボックスで設定を調整または適用しているときに自動バックアップが開始した後、印刷プレビューを閉じると、CorelDRAW および Corel DESIGNER が無反応になる不具合が解消されました。
  • 箇条書きのテキストが含まれた CDR および DES ファイルを閉じる、保存する、エクスポートすると不安定になっていた不具合が解消されました。
  • 複数の透明なノードのある塗りつぶしをベクター オブジェクトに適用したり、描画の中でオブジェクトに透明度が適用された PDF コンテンツをインポートした後にグレースケール (8 ビット) を選択してこの描画をビットマップ形式でエクスポートしたりすると CorelDRAW および Corel DESIGNER が無反応になる不具合が解消されました。
  • [アートメディア] ツールの [スプレー] モードを使っているときにカスタム メディア ストロークを適用した後、別のカスタム メディア ストロークを選択したり [ブラシ] モードに変更したりすると CorelDRAW が無反応になる不具合が解消されました。
  • CorelDRAW または Corel DESIGNER ([ビットマップ] > [ビットマップに変換] > [グレースケール (8 ビット)]) でオブジェクトをグレースケールのビットマップに変換するとアプリケーションが無反応になる不具合が解消されました。
  • 第三者製の IME (特に五筆字型入力方法の 「中文(简体) - 万能五笔输入法」) を使って中国語のテキストを入力した後にアプリケーションを閉じると CorelDRAW が無反応になる不具合が解消されました。
  • アプリが無反応になる原因となっていたいくつかの問題が修正されました。 

新機能および強化機能

サブスクリプションおよび有効な CorelSure Maintenance プランをご利用のライセンス ユーザーの方を対象とした CorelDRAW Technical Suite 2023 年 3 月分のアップデート (v24.3) には、次の新機能および CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT の一部の領域の強化機能が含まれています。

新機能!オンライン テンプレート

[新規ドキュメント作成] ダイアログ ボックスの [テンプレート] タブから、オンライン テンプレートを使ってプロジェクトを開始できるようになりました。新しいオンライン ライブラリからは、これまで以上に多くのテンプレートにアクセスできます。プロフィールの調査を完了させると、テンプレートをフィルタリングして、自分に最も合ったテンプレートを表示させることができます。

機能強化! おすすめの実践プロジェクト

CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT のプロフィール調査の最後のページで、ユーザーのスキル レベル、ニーズ、興味に合った実践プロジェクトにアクセスできるようになりました。

機能強化!ドキュメント作成のコントロール

[新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスの [ドキュメント設定] タブで、ブリードの制限を設定できるようになりました。この設定は、ドキュメントのプリセットと共に保存されるため、より柔軟に CorelDRAW および Corel DESIGNER で新規ドキュメントを作成することができるようになりました。

機能強化!ドキュメント プリセットのサムネイル

[新規ドキュメント作成のダイアログ] ダイアログ ボックス内のプリセットのサムネイルが改善され、印刷、Web、特定のデバイス、ソーシャル メディアのプリセットの幅広い選択肢がより見やすく表示され、参照しやすくなりました。ページ サイズの情報がよりすっきり表示されるようになりました。ページのタイプがよりよく分かりやすいアイコン表示になり、必要なプリセットをすばやく見付けることができるようになりました。

新機能!可変輪郭ツール

[可変輪郭] ツールを使うと、オブジェクトの輪郭を様々な幅で作成できます。幅の最大値と最小値を指定して、ダイナミックでオーガニックな線や形状を作成することができます。また、可変輪郭属性に変更が生じることなく輪郭を修正することができます。

機能強化!クラッシュ レポート

CorelDRAW Technical Suite 内のアプリケーションが予期せず終了した後、アプリを起動させるとエラーレポートのダイアログが表示されるようになりました。これにより、ユーザーが問題の再生手順を提供することができ、アプリの改善に役立てることができるようになりました。弊社は、このデータを使用して改善の優先順位を決定します。また、エラー レポートを送信したくない場合は、[グローバル] > [プライバシー] 設定のクラッシュ レポート ダイアログを無効にすることができます。

パフォーマンスと安定性の向上

2023 年 3 月分の CorelDRAW Technical Suite アップデート (v24.3) には、お客さまからご報告いただいた以下のパフォーマンスおよび安定性の問題の修正も含まれています。

  • CorelDRAW および Corel DESIGNER 内の [エクスポート] ダイアログで [エクスポート時にページの大きさに切り抜き] 設定および [変形] 値が記憶されるようになりました。
  • CorelDRAW および Corel DESIGNER の [印刷] ダイアログ ボックスの設定を記憶できるようになりました。
  • [アート メディア] ツールが有効な状態でプロパディ バーの [ブラシ] または [スプレー] ボタンをクリックしたときに、[カテゴリー] リスト ボックスに正しいカテゴリーが表示されるようになりました。
  • Corel PHOTO-PAINT 内で、テキスト オブジェクトを背景と組み合わせた後、元に戻しても正常に表示されるようになりました。
  • ビットマップ塗りつぶしを含むテキスト オブジェクトに発生していたパフォーマンスの問題が修正されました。
  • [アーカイブ (RGB)] プリセット (ファイル > [PDF に書き出し] > [PDF プリセット]) により PDF に出力したとき、色が正常にエクスポートされるようになりました。
  • CorelDRAW および Corel DESIGNER 内で、[リアルタイム スタイラス] オプション ([ツール] > [オプション] > [CorelDRAW] > [ペン設定]) が有効なときにマウスで様々なツールを使用すると発生していたパフォーマンスの問題が修正されました。
  • 行頭記号付きの段落テキストを編集しているときに発生していたパフォーマンスの問題が修正されました。
  • シンボルが含まれたファイルを開いてインポートするときに発生していたパフォーマンスおよび安定性の問題が修正されました。
  • ドッキングウィンドウ内の [カラー スポイト] ツールが正常に動作するようになりました。
  • アプリが無反応になる原因となっていたいくつかの問題が修正されました。

CorelDRAW Technical Suite 2022 セキュリティ アップデート (v24.2.1) には、Zero Day Initiative (ZDI) によって報告された CorelDRAW Graphics Suite の脆弱性に対する修正が含まれています。

  • ZDI-22-1468 - GIF ファイル解析 境界外読み取り情報開示の脆弱性
  • ZDI-22-1469 - BMP ファイル解析 境界外読み取り情報開示の脆弱性
  • ZDI-22-1470 - JP2 ファイル解析 境界外読み取り情報開示の脆弱性
  • ZDI-22-1471 - CGM ファイル解析 スタックベースのバッファ オーバーフロー リモートからのコード実行の脆弱性
  • ZDI-22-1472 - GIF ファイル解析 境界外書き込み リモートからのコード実行の脆弱性
  • ZDI-22-1473 - PDF ファイル解析 境界外読み取り情報開示の脆弱性
  • ZDI-22-1474 - EMF ファイル解析 境界外読み取り リモートからのコード実行の脆弱性
  • ZDI-22-1475 - PCX ファイル解析 境界外書き込み リモートからのコード実行の脆弱性
  • ZDI-22-1476 - PCX ファイル解析 境界外書き込み リモートからのコード実行の脆弱性

新機能および強化機能

サブスクリプションおよび有効な CorelSure Maintenance プランをご利用のライセンス ユーザーの方を対象とした CorelDRAW Technical Graphics 2022 年 9 月アップデート (v24.2) には、新機能および CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT の一部の領域の強化機能が含まれています。

新機能および強化機能!新規ドキュメント作成のダイアログ ボックス

[新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスが一新され、中央の位置で描画を開始できるようになりました。ダイアログのタブには、[ドキュメント設定] および [テンプレート] の 2 つのタブがあり、容易にビューを切り替えできます。

[ドキュメント設定] タブ ([ファイル] > [新規]) で、ドキュメントの設定を指定またはプリセットを選択して、空白のドキュメントに描画を開始できます。CorelDRAW および Corel DESIGNER 内では、印刷用、Web 用、特定のデバイス用、ソーシャル メディア用の様々なプリセットの選択肢を検索したり、ブラウズしたりできます。プリセットには、事前に定義されたページのサイズ、向き、主なカラーモード、測定単位、解像度の設定が含まれます。例えば、ソーシャル カテゴリーの [LinkedIn カバー] のプリセットは、インチではなくピクセルを使用しており、横向きで、RGB カラーを使用しており、LinkedIn カバー画像用の寸法になっています。すばやくプリセットを見付けられるよう、CorelDRAW および Corel DESIGNER 内にはフィルター機能があり、カテゴリーやページの種類で絞り込みができ、名前、日付、ページの大きさで並べ替えることもできます。

[テンプレート] タブ ([ファイル] > [テンプレートから新規作成]) からは、テンプレートを使って描画を開始できます。テンプレートの絞り込みや並べ替えができ、ローカル フォルダーおよびネットワーク フォルダーにアクセスできるインターフェースは、必要なテンプレートをより速く見付けられるように整理されました。

新機能!実践プロジェクト

実践プロジェクトとは、学習、トレーニング、デモ用にダウンロードして使用できる CorelDRAW (CDR) および Corel PHOTO-PAINT (CPT) ファイルのコレクションです。これらの新しいアプリ内のチュートリアルは、基本的なコンセプトを実践し、スキルを高めるのに役立てることができます。それぞれのチュートリアルには、参照用として使用できるプロジェクトの完成バージョンだけでなく、インタラクティブな体験ができ、プロジェクトを成功させられるよう導いてくれる手順ガイドが充実した部分的に完成されたバージョンが含まれています。実施プロジェクトは、[探索] タブの [学習] ドッキング ウィンドウからアクセスし、ブラウズできます。ユーザー プロフィールの調査を完了させたら、ユーザーはそのスキル レベルやデザインのニーズに合ったおすすめの実践プロジェクトを入手できます。

新機能!Google Web Picture (*.webp) ファイル形式に対応

CorelDRAW、Corel DESIGNER、Corel PHOTO-PAINT は、Google Web Picture (*.webp) ファイル形式にも対応するようになりました。Google が開発したこのオープン スタンダード形式は、Web で使用できる画像の非損失型および損失型圧縮を行うことができます。WEBP 非損失型画像は、PNG より小さく、WEBP 損失型画像は、JPEG 画像より小さくなっています。WEBP ファイルは、その他のサポートされたファイルと同様にインポートすることができます。ファイルを WEBP 形式でエクスポートするときは、いくつかのプリセットからニーズに合ったものを選択したり、新しいプリセットを作成して後で再利用するために保存したりできるようになりました。品質や圧縮率などの詳細設定では、RGB チャンネルの圧縮因子や、エンコードの速度、ファイルの大きさ、品質の比率をそれぞれ柔軟にコントロールすることが可能です。画像の透明度は、インポートでもエクスポートでも維持されます。

新機能!エクスポート時に、ページの境界線に合わせてアートワークをトリミング

PNG、JPEG、GIF、WEBP 形式へのファイルをエクスポートする時に、描画ページの境界線に合わせてアートワークをトリミングし、不要なオブジェクトを削除してファイルサイズを縮小させることができるようになりました。

アップデートされた Windows 11 用のユーザーインターフェース

Windows 11 がアップデートされたことに伴って、アプリケーション ウィンドウおよびダイアログ ボックスの四隅が角丸になり、ダイアログ ボックスのシャドウ、新しいアプリケーションのタイトル バー、スナップのレイアウトが加わりました。

強化機能!エクスポート ドッキングウィンドウ

本アップデートには、[エクスポート] ドッキング ウィンドウにワークフローを改善するための機能や強化機能が含まれています。アセットおよびページを、Adobe Illustrator (AI)、AutoCAD Drawing Database (DWG)、AutoCAD Drawing Interchange Format (DXF) の 3 つの形式でもエクスポートできるようになりました。アセットやページは、[エクスポート] ドッキング ウィンドウ内で直接名前を変更できます。また、何も選択されていない場合、[エクスポート] ボタンは、グレー表示になります。

新機能!スケール ツール

CorelDRAW および Corel DESIGNER 内のオブジェクトまたは画像の一部を特定の大きさに容易にスケーリングできます。[スケール部] ツールを使うと、オブジェクトの一部のサイズを好きな寸法に変更できます。例えば、ドアを 7 フィートの高さにしたい場合は、その値を指定して、ドアに沿って縦向きにスケーリングします。また、あるオブジェクトを別のオブジェクトに適合するよう、より精確にサイズを変更できるインタラクティブな「参照にフィット」ツールを使うこともできます。この便利な新しいツールを使うと、例えば、ボルトをスケーリングすると同時にナットの中にぴったり適合するよう移動させることができます。

新機能!CGM ホットスポットのプレビュー

どのオブジェクトに CGM オブジェクト データが含まれるかをすばやく決定できるよう、Corel DESIGNER に新しい [CGM ホットスポットの表示/非表示] ボタンが追加されました。CGM ホットスポットを見付けるために、時間を掛けてオブジェクトを 1 つずつ調べなくても、すばやく切り替えて識別しやすいブルーのハッチを表示できるようになりました。インタラクティブな CGM オブジェクトデータが含まれる S1000D コンテンツの作業をするときには特に便利です。

新機能!マクロおよび API の追加

Corel DESIGNER に含まれる新しいマクロおよび API (setCGMregion) により、CGM の仕様に合うようオブジェクトを定義するオブジェクト データを素早く追加することができるようになりました。マクロと API の組み合わせにより、ユーザーはニーズに合うよう、フレキシブルにマクロの機能を変更できます。

新機能!ネスト グループからオブジェクト データを消去

Corel DESIGNER にメタデータが含まれる要素や要素のグループを使った作業において、1 つのオブジェクトまたはグループ全体からデータを消去できるオプションが加わりました。これは、機密情報のメタデータが含まれるファイルやデザインの一部をやり取りする場合などに特に便利です。

パフォーマンスと安定性の向上

2022 年 9 月の CorelDRAW Technical Suite アップデート (v24.2) には、お客さまからご報告いただいたパフォーマンスおよび安定性の問題の修正も含まれています。

  • オブジェクトのグループ化を解除しても、[オブジェクト] ドッキングウィンドウに元の積み重ね順は正常に維持されるようになりました。
  • デバイスに依存する PostScript プリンターで印刷したときに、ドキュメントの名前が [ファイルに印刷] ダイアログ ボックスの [ファイル名] に表示されるようになりました。
  • テキスト ファイル形式のテキストを貼り付けてインポートするとき、フォントおよび書式の設定に関わらずインポートされた PDF にあるテキストのフォントおよび書式の属性が維持されるようになりました。
  • Corel PHOTO-PAINT の画像を CorelDRAW または Corel DESIGNER のドキュメントに貼り付けるとき、[編集] > [形式を選択して貼り付け] コマンドを使って、正常に [Corel PHOTO-PAINT 2022 画像] を選択できるようになりました。
  • CorelDRAW 内にある Adobe Illustrator 作業領域から空白、複製、非機能的なメニューおよびツールが削除されました。
  • CorelDRAW の [新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスにある [テンプレート] タブで何も検出されないテンプレートの検索クエリーを行ったときに、Enter キーを押さなくても検索語句を消去できるようになりました。ダイアログ ボックスを閉じた後に再び開くと、入手可能なテンプレートのリストが正常に表示されるようになりました。
  • セッションが終了される前に、[新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスを閉じて再び開いても [テンプレート] タブで最後に選択されたテンプレートが記憶されているようになりました。
  • CorelDRAW の [新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスの [テンプレート] タブでテンプレートの検索クエリーを行った後に Enter キーを押してもダイアログ ボックスが閉じられることはなくなりました。
  • 別の言語でアプリケーションを再び起動させてユーザー プロフィールの調査を完了した後に、おすすめの学習リソースに製品ヘルプからのトピックが含まれることはなくなりました。
  • [新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスの [テンプレート] タブでテンプレートの名前を変更した後、サムネイルの大きさを変更したり、サムネイル上でカーソルを動かしたり、異なるテンプレート間を切り替えたりしても新しいファイル名が間違って表示されることはなくなりました。
  • テンプレートの名前変更、並べ替え、またはフィルタリングした後、[ドキュメント設定] タブに切り替え、 次に [新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスの [テンプレート] タブ に切り替えても、テンプレートの並び替え順序は維持されるようになりました。
  • お気に入りにマークされたアセットまたはテンプレートを削除した後、またはその場所を変更した後、 [アセット] ドッキング ウィンドウまたは [新規ドキュメントの作成] ダイアログ ボックスの [テンプレート] タブで並べ替えまたはフィルタリングしたときにそれらが表示されることはなくなりました。
  • サポートが終了した古い OLE 機能と関連した [リンク] メニュー コマンド ([オブジェクト] > [リンク]) が [オブジェクト] メニューおよびアプリケーションのその他のユーザー インターフェース要素から削除されました。
  • 複数のドキュメントを 1 つの PDF ファイルとしてエクスポートしても、シンボルの位置は正常に維持されるようになりました。
  • ビットマップが含まれた SVG ファイルを開いて再び保存してもビットマップの品質が維持されるようになりました。
  • SVG 形式でファイルをエクスポートするとき、ビットマップ画像の透明度が維持されるようになりました。
  • Windows 上で 2 色のパターン塗りつぶしの入った EPS ファイルをインポートしてエクスポートしても CorelDRAW または Corel DESIGNER が無反応になることはなくなりました。
  • 遠近効果を適用した後に、オブジェクトの幅を増減させても正常に機能するようになりました。
  • Corel DESIGNER の [中心半径円] ツールを使って、ドキュメントの描画スケールや解像度を変更するとき、プロパティ バーの [中心半径円] リストボックス内の値が、正常にアップデートされるようになりました。
  • シンボルの名前または説明に入力できる文字数の上限が 255 になりました。
  • コールアウトが含まれたドキュメントの入ったファイルをインポートしてもコールアウトが文字化けすることはなくなりました。
  • ドキュメント内の一貫性を確保させるために、複数の引出線のあるコールアウトや光輪のあるラインのマイターの角が同じように機能するようになりました。
  • Corel DESIGNER で、昇順の番号付けをするときに、[開始] 値を 100 以上に設定できるようになりました。
  • Corel DESIGNER 内のスタイルセットを使ってフォーマットされたコールアウトのスケーリングや移動の際に、視覚的なアーティファクトが表示されることはなくなりました。
  • コールアウトにスタイルを適用した後に正しい場所に光輪が表示されるようになりました。
  • ホットスポットが含まれるオブジェクトを移動またはスケーリングして CGM にエクスポートした後に、ホットスポットが正しい位置に表示されるようになりました。
  • Corel DESIGNER 内で、コールアウトを移動させたり、その形状を変更させたとき、ホットスポットの座標が正常にアップデートされるようになりました。
  • Corel DESIGNER 内で XVL メタデータの含まれるファイルを CGM 形式でエクスポートした際の不具合が解消されました。
  • Corel DESIGNER 内で、引出線およびコールアウトのテキストにホットスポットが表示されることはなくなりました。
  • Corel DESIGNER 内で XLIFF 2.0 にテキストをエクスポートする際の不具合が修正されました。
  • Corel DESIGNER で、[変形] ドッキング ウィンドウの [スケール/ミラー] タブにある [ボックスに合わせる] オプションを有効にして、選択されたオブジェクトをスケーリングするためにドラッグして長方形の領域を指定することでダイナミックにプレビューを表示できるようになりました。
  • Corel DESIGNER で、[変形] ドッキングウィンドウの [スケール/ミラー] タブにある [ボックスに合わせる] オプションを有効にして、選択されたオブジェクトをスケーリングするためにドラッグして長方形の領域を指定すると、 [水平方向にミラー化] および [垂直方向にミラー化] ボタンがグレー表示される仕様になりました。
  • Corel DESIGNER 内で [プロポーショナル] オプションを無効にした後、あるボックスの横にある [寸法線をインタラクティブに設定] ボタンをクリックし、次に別のボックスの横にある [寸法線をインタラクティブに設定] ボタンをクリックすると、[変形] ドッキング ウィンドウの [サイズ] タブの [幅] または [高] ボックスの値がアップデートされることはなくなりました。
  • [変形] ドッキング ウィンドウの [サイズ] タブにある [プロポーショナル] オプションを有効にして、幅をインタラクティブに設定し、次に高さを正常にインタラクティブに設定できるようになりました。

新機能および強化された機能

サブスクリプション ユーザーおよび有効な CorelSure Maintenance をご利用のライセンス ユーザーの方々のみを対象とした CorelDRAW Technical Suite 2022 アップデート 1 (v24.1) では、CorelDRAW および Corel DESIGNER の一部の領域の機能が強化されています。

  • [Welcome] 画面 ([ヘルプ] > [Welcome] > [チュートリアル]) から、プロファイル調査に基づいてパーソナライズされた学習コンテンツにアクセスできるようになりました。
  • [エクスポート] ドッキング ウィンドウで、名前ラベルをクリックして新しい名前を入力することでアセットまたはページの名前を変更できるようになりました。
  • [ヘルプ] > [アイディアやフィードバックを提出] をクリックすると、 オンラインのポータルから CorelDRAW Technical Suite に関するご意見やご要望を提出できるようになりました。なお、このポータルは英語のみで提供されています。[アイディアやフィードバックを提出] のメニュー コマンドは、カスタマイズして、カスタマイズされたワークスペースに変更を保存できます。
  • [学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブで、検索条件と完全に一致する結果が検出されなかった場合、類似した語や文字が結果に表示されることを伝えるメッセージが表示されるようになりました。
  • [学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブで、メニュー コマンドを検索すると、コマンドにアクセスできる場所のリストも検索結果に表示されるようになりました。
  • [学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブで、メニュー コマンドを検索すると、コマンドにアクセスできる場所のリストでメニュー バーが コンテキストメニュー バーの前に表示されるようになりました。
  • [学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブで、メニュー コマンドを検索すると、検索結果にコマンドへのフルパスも表示されるようになりました。
  • CorelDRAW および Corel PHOTO-PAINT のプロファイル調査のレイアウトを改善させるために最終ページのテキスト両端にパディングが追加されました。
  • パーソナライズ調査の最終ページに、プロファイルに基づいて推奨される学習リソースのリストがアップデートされることを通知するメッセージが表示されるようになりました。

パフォーマンスと安定性の向上

CorelDRAW Technical Suite 2022 年 アップデート 1 (v24.1) には、お客さまからご報告いただいた問題に対するパフォーマンスおよび安定性の修正も含まれています。

  • [EPS エクスポート] ダイアログ ボックスの [アドバンス設定] タブで [ページ] オプションを有効にし、EPS 形式でファイルを保存した後に Corel PHOTO-PAINT を開くと、正しいページ サイズが適用されるようになりました。
  • Windows 10 または Windows 11 で Win+SHIFT+S キーを押すと、クリップボードのコンテンツを CorelDRAW ドキュメントにペーストできるようになりました。
  • ドキュメントを EPS 形式でエクスポートするときに、マージモード (「暗化」など) が適用された透明のカーブがビットマップ化することがなくなりました。
  • JPEG 圧縮による写真の劣化を適切に除去できるようになりました。
  • UsePageBoundingBox 属性が PDFVBASettings クラスに追加されました。PDF エクスポート ページ サイズ設定 ([PDF 設定] > [全般]) のスクリプト記述が正常に動作するようになりました。
  • CorelDRAW の VBA スクリプトを使って輪郭の属性を設定するとき、輪郭の幅が適切に変更されるようになりました。
  • オブジェクトを移動させながらズームおよびパンするときに発生していたパフォーマンスや安定性の問題が解消されました。
  • CorelDRAW 内の Adobe Illustrator 作業領域にあるツールボックスに機能しないツールやその他の必要でないコマンドが表示されることはなくなりました。
  • CorelDRAW の [オプション] ([ツール] > [オプション] > [カラー]) ダイアログ ボックスで選択した PANTONE® カラーパレットが次のセッションでも記憶されているようになりました。
  • [学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブにある検索フィールドに「/」または「%」などの特殊文字を入力しても、検索結果に「ページが見つかりません」とエラー表示されることがなくなりました。
  • トルコ語、オランダ語、スウェーデン語でアプリケーションを使用すると、[学習] ドッキング ウィンドウに学習素材のリストが英語で表示されるようになりました。
  • [学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブで右クリックすると、コンテキスト メニューが表示される仕様はなくなりました。
  • [探索] タブが有効なときに、テーマを変更し、[ヒント] タブに切り替えた後、再び [探索] タブに切り替えると、[学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブの検索結果が消去する問題が解消されました。
  • corel.com アカウントまたは法人用 Microsoft 365 アカウントでサインインする CorelDRAW Technical Suite の法人ユーザーが、クラウドに保存された CorelDRAW (CDR) ファイルを開いた後にプロジェクトのダッシュボードに正常にアクセスできるようになりました。
  • [学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブで検索し、検索条件に完全に一致した結果が一覧表示された後、このリストの一番下までスクロールした後にリストの一番上までスクロールすると、完全に一致する結果がなかったと表示されるエラーが表示されることはなくなりました。
  • 入力した検索語句を消去したり、検索結果の読み込み中に異なるフィルターを選択したりすると [学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブに間違った検索結果が表示される問題が解消されました。
  • [学習] ドッキング ウィンドウの [探索] タブに一覧表示されるヒント ビデオの字幕が翻訳されていない問題が解消されました。
  • ファイル エクスプローラーでファイルをダブルクリックまたは右クリックして [ファイルを開くアプリケーションの選択] をクリックし、CorelDRAW、Corel DESIGNER、Corel PHOTO-PAINT のどれかを選択すると CorelDRAW (CDR)、Corel DESIGNER (DES)、Corel PHOTO-PAINT (CPT) ファイルを開くことができるようになりました。
  • リンクされたグループのビットマップへのドロップ シャドウ、エンベロープ、遠近効果の適用が無効になりました。リンクされたグループのビットマップにドロップ シャドウ、エンベロープ、遠近効果を適用するには、最初にこれらの効果をビットマップに適用してからグループ化する必要があります。